「転ばぬ先の杖」
こんばんは。
本社 エンジン事業部 特殊機器課 池上です。
先日、石川県内で12月では12年ぶりに30cmの積雪を記録し、
本格的な冬将軍の到来となりました。
今後、交通機関や体調面でも懸念されますが、想定と準備による対策の重要性を
改めて実感する今日この頃です。
~これって仕事にも通じますよね~
さて、先日ある事業所の非常用発電設備のエンジンの定期点検を実施した際に、
『こんなものまで交換するの?』 という部品を交換したことがありました。
稼働時間や部品の交換履歴から、通常であればオイルやエレメント類、冷却水などの消耗品、
プラスα程度の交換で十分といった状況だったのですが、上述の発電用エンジンでは冷却水の
ホースやヒーター、ファンベルトといった部品を交換サイクルに関係なく、1年周期で交換を
されていました。
馴染みの薄い方には『 ちょっと慎重すぎるのでは? 』と感じられるかもしれません。
しかし、それが想定と準備による対策なのですね。
いつ如何なるときでも万全の状態で待機している。
そして万が一、災害等が起こっても止まることなく最大限の能力を発揮する。
それが非常用発電設備の真骨頂ですからね。
災害の多い日本のものづくり精神の品質保持とプライドだと思いませんか?
このような事例に見習い、良い意味でのプライドを持って仕事に取り組みたいものですね!
話しは変わりますが、昨年より特殊機器課が新たに設立されました。
主に機関車のトルクコンバーターや逆転機の整備を行っておりますので
こちらの方も今後とも宜しくお願い致します。
以上、本社 池上でした。
2017/12/27