スリーブ加工とは・・・
こんにちわ!
今回は、スリーブ加工について紹介します。
スリーブ加工とは何か?一般的にはシリンダーが摩耗や焼き付き、により基準値を超えた
場合にはオーバーサイズ(OS)ピストンに合わせてボーリング加工するのが普通でしたが、
OSピストンが設定が無い時や、既に最大サイズにボーリング加工が施されている場合には
スリーブと呼ばれる補修部品でSTDに戻す加工も増えてきています。
またシリンダーや乾式ライナーの下アナのピンホールや亀裂もスリーブにて再生可能です。
スリーブを入れる為にシリンダー内径を削り込むのでブロックの強度や水路の位置により
組み込めない物もありますが、もし再生出来ればシリンダーを甦らすことが出来ます。
下の古い海外メーカーのエンジンも、まだまだ現役で活躍中です!
エンジン加工部からでした
2018/12/5