黒煙発生の危険性
皆様こんにちは
やっと春日和になりましたね、でも寒暖差が激しすぎですので
体調管理に気をつけてくださいね。
今回はエンジン不具合事例紹介をさせていただきます。
とある発電機用エンジンで黒煙が異常に発生しているとご連絡頂き
現地に出向き調査を行いました。
エンジンを始動すると視界が奪われる程に周囲が真っ暗になり、驚きました
火事と間違われ消防署にも連絡が入るぐらいです。
原因は、燃料系統・吸気系統が疑われましたが、今回は吸気系の 過給機吸気側
タービンシャフトの損傷が確認されました。
過給機の交換を行い黒煙が発生無く、正常となりました。 過給機の働きが悪くなり、
吸気不足で不完全燃焼を起こしていた事が要因でした。
黒煙発生(吸気不足・不完全燃焼)または、白煙発生(燃焼内オイル混入等)は
エンジン故障のサインとなりますので、早めの対応が望ましく皆さんも常に排気色
を気にしてくださいね。
最悪の場合には、エンジンが重故障に発展することもありますので、要注意でお願いします。
以上、大阪支社でした。
2019/5/14